7、8月は「愛の血液助け合い運動」期間。県薬務課は「いただいた血液で救われる人がたくさんいるということを知るきっかけにしてもらい、足を運んでほしい」と献血への理解と協力を求めている。
同課によると、県内では、10代~30代の若年層の献血者数が減少の一途をたどっている。特に10、20代は、10年前の7万4410人に比べ2017年度は4万7604人まで激減。今後、全国一のスピードで高齢化が進むと予測されている県内では、病院の増床も予定されており、献血量の安定確保は喫緊の課題となっている。
一方、厚生労働省の調査では、未経験者が献血をしたことがない理由は「針を刺すのが痛くて嫌だから」が27・7%で最も多く、次いで「何となく不安だから」(25・9%)、「恐怖心」(22・4%)、「時間が掛かりそうだから」(20・1%)と続いた。
そこで県は、ユーチューブ内のチャンネル登録者数が100万人を超える人気ユーチューバー「Masuo」さんに動画制作を依頼。献血を体験した率直な感想を発信することで、献血未経験者が抱く漠然とした不安感をなくすことが狙いだ。
動画のタイトルは「マスオ、血抜かれる!!!一体何が?」。Masuoさんが「越谷レイクタウン献血ルーム」を訪れ、実際に体験しながら献血の意義や手順を紹介し、献血ルームの雰囲気や魅力を伝える内容になっている。
体験したMasuoさんは動画内で「気軽にできる。ぜひ皆さんも献血をしてみてはいかがでしょう」と呼び掛けた。画像投稿アプリ「インスタグラム」の自身のアカウントにも、献血ルームでの写真を掲載している。
献血は県内7カ所の献血ルームでできるほか、献血バスがショッピングセンターや駅などを巡回している。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/08/24/07_.html
続きを読む
Source: YouTube速報