アイドル/元アイドルYouTuberの分母が増えすぎて、もはや、グループの看板だけで抜きんでた存在になることは難しく、各人あの手この手でファン層の拡大に奔走している。そんな中、多くのユーザーの注目を浴びるような印象的なタイトルやサムネイルで勝負に出るアイドル、元アイドルも少なくない。もちろん、必ずしも「再生数の獲得」を目的にしたものばかりではなく、切実な内容のものもあるが、思わずクリックしてしまう動画が増えている印象だ。
そこで今回、この一週間あまりに投稿されたアイドル/元アイドルのタイトル、サムネが強烈な動画を紹介していきたい。
「助けてください」と訴えた柏木由紀
AKB48の柏木由紀は11月2日、自身の公式チャンネルで「【緊急】皆様、助けてください。」と題した動画を投稿した。
この手のタイトルの動画は、中身を見たら大したことのないケースが大半だが、柏木の場合はなかなか深刻。というのも、「左手のしびれが止まらない」と告白したのだ。柏木によると、症状が現れたのは半年ほど前。一度は病院に行き、その時は就寝時の脇の圧迫によりしびれている可能性があると指摘され、処方された薬を服用したところ、快方へ向かったという。
ところが最近になって症状が再発。ゲームをしている際、操作に支障をきたすほど悪化しているらしい。これに加えて、1週間ほど前から続く首の痛みを訴え「苦しいの。首絞められるぐらい苦しいのが1日に何回かやってきて」と訴えた。
「YouTubeの使い方ってこういうのもありなんじゃないかと。詳しい人がもしかしたらいるかもしれないと思って、何か知ってることがあればコメントに残してほしい」とお願いした柏木。コメント欄には、「早く病院行ってください」「脳神経系の病院でMRIを撮った方がいい」「動画撮ってないで早く病院に」など心配する声が相次いでいた。
川後陽菜は「収益化ストップ」の憂き目に……
11月1日に「【悲報】収益化がストップしました。」と題した動画を投稿したのは、元乃木坂48の川後陽菜。
このほど公開された動画で、川後は「実はチャンネルの収益化が8月からストップしていました」と言い、その理由を「著作権(侵害)詐欺にあったから」と説明した。
著作権侵害詐欺とは、YouTube上で最近問題となっている新手の詐欺手口の一つ。実際は著作権を持っていない団体が、YouTubeにアップされている動画に関連する著作権を主張することで、その動画の広告収入を自分のものにするというものだ。
川後は、8月14日に公開した「【体験談】タレントのフリーランスって実際どうなの?」と題した動画内で使用された音楽が「著作権侵害だ」と、著作権を持っていると主張する団体からYouTubeの運営に申し出られ、結果として、チャンネルの収益化がストップしてしまったようだ。もちろん、川後の動画で使用しているBGMはすべて著作権フリーのもの。すぐに異議申し立てを行ったため、現在は収益化が再開されたようだ。川後は「本当にびっくりしました」と振り返り、「YouTubeに動画を投稿されている方はこのような詐欺に気を付けてください」と注意喚起をしていた。
後藤真希は「モンハン中に生着替え」を謳うも……
上記2つのように、タイトルから喚起される期待値と実際の内容に大きな祖語のない動画もあれば、若干「?」となる動画もある。
元モーニング娘。の後藤真希が10月30日に行った生配信がまさにそれ。タイトルは「【生配信】ハロウィンイベント来てるし、みんなで一狩りいこうよ!」とあり、サムネイルにはデカデカと「モンハン中に生着替え」とある。
多くの男性にとって期待せずにはいられない煽り文句だが、実際には配信の冒頭にて、12月に行われるオンラインイベント「後藤真希20th Anniversary SPECIAL ONLINE EVENT」の参加者限定で入手できるパーカーを脱ぎ、既に中に着ていた同じくイベント限定のTシャツをPRするというだけのこと。
より本格的な生着替えを楽しみにしていた人にとっては肩透かしだが、とはいえ“本編”にあたる「モンスターハンター」の実況プレイでは印象的な活躍をしたため、コメント欄を覗いてみると、「楽しそうな真希ちゃんが見られて何より」「今日の配信も最高でした!」などの声が寄せられており、おおむね好評。「釣られるのもまた一興」と考えているファンも多いのかもしれない。
RS リアルサウンド 2020.11.5
https://realsound.jp/tech/2020/11/post-648611.html
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Source: YouTube速報