緊急事態宣言が発令されて以降、舞台やライブは中止になり、テレビ番組はリモート出演が主流。また仕事がキャンセルになったことで、“ユーチューバーデビュー”する芸人も増えた。このことに土屋は「みんなユーチューブをやりながら迷走して、試しているっていうところだよね」としながらも、「ホント今ね、舞台もないし、飲み会もないじゃない?芸人がね、びっくりするくらいつまんなくなるんじゃないかなって思うんだよね。世の中の芸人が…」と危惧した。
続けて、「芸人の面白さを培ってきたものっていうのは、若いころから舞台の場数と、人と遊んできたやり取りじゃない?それが今、一切なくなって…これが終わった後とか、(明石家)さんまさんとかがびっくりするくらいつまんなくなったらさどうする?日本にとっての喪失だよ、これは」と熱弁。
これに塙は「分かんないよ。歯とかも違っていたら嫌だよ、さんまさんの。もうしゃべらなくなったり」と返したものの、芸人としての思いを明かした。
「漫才をユーチューブでやるとかってなっちゃうと、それを見て面白いと思うのかな?っていうのもあるし。やっぱり(会場に)お客さんがフルの状態で、受けてて、お客さんとかの笑い顔とかがあったうえで作品なわけじゃない?
それが無観客で、いきなり『どうも~』って出てきて漫才をやって…面白いと思わないし、やんないほうがいいと思うな。俺たちはやっぱりねぇ」と持論を展開した塙。
この苦境を乗り越えて振り返った時に、「あんなことがあったな」と話せるよう前向きでいたいと話し、土屋も「あとは師匠たち、無事でいて欲しいという思いです。それしかない。漫才協会として財産だから」と、先輩を気遣いながら締めくくった。
スポニチアネックス 2020年5月2日 16時8分
https://news.infoseek.co.jp/article/sponichin_20200502_0120
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Source: YouTube速報