「不正は一切しておりません」と、ネット上で広まっていた自らへの疑惑を全面的に否定した。
同チャンネルをめぐっては、人気を測る指標の一つである「チャンネル登録者数」を
水増ししているのではないか、との憶測がインターネット上で寄せられていた。
登録者660万人
「キッズライン」は小学生の児童2人が出演し、玩具の紹介をメインに配信している。
動画の撮影や編集、投稿は両親が担当しているとみられる。
子どもやその親を中心に支持を集め、動画関連事業を手がけるエビリー(東京都港区)が発表した「YouTube2018年上半期ランキング」によれば、
同期間に最も登録者数を獲得したのは「キッズライン」の約280万人で、2位の120万人を大きく引き離した。
そして9月中旬、チャンネル登録者数が人気ユーチューバー・ヒカキンさんを超えて660万人(当時)
に達すると、ネット上ではこの数字に対する憶測が広がるようになった。
ヒカキンさんら登録者数上位のチャンネルに比べ、
(1)登録者数が今年に入って急増している
(2)動画1本当たりの平均評価数が少ない
(3)低評価率が高い――
などの理由で、登録者を業者から購入しているとの憶測がSNSやまとめサイトで流布。
グーグルの検索画面に「キッズライン youtube」と入力すると、
「なぜ人気」「おかしい」などの候補のキーワードが表示されるようになった(10月8日現在)。
その後、キッズラインのチャンネル上では、登録者数と評価数が非公開となった。
公式サイト、ツイッターは相次ぎコメント
一方で、ツイッターなどでは
「キッズラインのチャンネル登録者を買ってるとか言ってる人、視野が狭すぎ。海外のチャンネル登録者が多いだけでしょ」
「キッズラインは幼児向けで親が子供に見せてるケースが殆(ほとん=編集部で読みを挿入)どらしいので、
もしかしたらそれが理由で登録者に対して評価数が少ないのかもしれないですね」と擁護する向きも少なくない。
こうした中、キッズラインを管理する事務所「Alpha Boat」は9月28日、公式サイトで声明を発表。
「事実関係を確認した限り(中略)不正行為をおこなった事実はございません」と疑惑を否定した。
また、キッズラインの公式ツイッターも10月6日、「不正は一切しておりません」
「登録者を買ったことはありません。登録者数に拘(こだわ=編集部で読みを挿入)りがないのでこの先も公開いたしません」とコメント。
「不確かな情報を掲載し、誹謗中傷や誤解を招く方々には法的な対応含めて、
きちんと検討しておりますので、ご安心いただけますと幸いです」としている。
キッズラインは、10月8日現在も新規の動画投稿を続けている。
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Source: YouTube速報