アサジョ
2018/07/27 10:30
第一人者の実力を見せつけた格好だ。
動画配信クリエイターでユーチューバーのヒカキンが、“新しい家族”をパートナーに加えたことで一気に動画視聴回数を急上昇させ、その存在感を改めて見せつけている。
6月にはフリーマーケットアプリ「メルカリ」へ自身の毛髪や使用済み靴下を出品したことで大きな波紋を呼んだヒカキン。その際、ネット上からは「さすがに動画のネタ切れ?」「毎日投稿がキツイのでは?」といった指摘を受けており、コラボや企画モノの動画が増加した現状をファンも敏感に察知していた。
もちろん、本当にヒカキンがネタ切れの窮地に追い込まれているかは定かでないものの、大きな解決策を見出したことは事実だ。7月20日、「新しい家族が増えました」と銘打った動画内で猫を飼い始めることを報告し、突出した再生回数を記録することに成功している。
「通常、ヒカキンの動画はアベレージの再生回数が100万~150万回で、たまに200万~300万回を超えるという具合でしたが、猫を初登場させた動画は通常時の約8倍にあたる880万回を突破。その3日後に投稿した『猫の名前が決まりました』とのタイトルの動画も538万回を記録し、7月25日の猫動画も公開から16時間で230万回の視聴回数となっています。テレビ界ではかねてより猫や犬といった動物は鉄板で数字を持っていると言われますが、YouTubeやインスタグラムの世界でも、ただ単に飼い猫と戯れているだけの動画が凄まじい再生回数を記録したりする。ヒカキンにとっては斬新なネタを考案する必要もなく、“ギャラ”を支払う義務もない。驚異の猫パワーにはウハウハかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
不定期の休日はあるにせよ、基本的に“毎日投稿”をスローガンに掲げる動画配信者にとって、新ネタの考案は頭を悩ませるテーマである。猫の手も借りたいほどに多忙な日々を送るヒカキンにはこれ以上ないほどの最強パートナー、千客万来の招き猫を獲得したと言えるだろう。
(木村慎吾)
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Source: YouTube速報