オオスズメバチに刺される
平坂は公益財団法人黒潮生物研究所の客員研究員を務める生物の専門家で、過去には『情熱大陸』(TBS系)にも出演しています。
そんな平坂は、日本最大にして世界最強クラスのハチ、オオスズメバチに刺されると一体どうなってしまうのかを実際に刺されて検証します。
平坂は早速クヌギの木の樹液に集まっているオオスズメバチを捕獲すると、自らの左手を毒針の近くへと差し出します。するとオオスズメバチは平坂の手の甲に毒針を突き刺し、毒の注入を始めます。平坂は痛みに顔をしかめますが、毒の注入がある程度終わるまで待ったのち針を抜きました。
平坂によると、刺された痛みは「『チクッ!』とか『ヂガッ!』とかじゃなく、『バチンッ!!』でしたね。かなり衝撃が走る痛み」とのこと。刺されて3分ほどで患部が腫れはじめ、痛みが肘あたりまで広がったそう。この症状は、世界最強の毒魚であるオニダルマオコゼに刺されたときに似ているといい、平坂は「そんじょそこらの、ゴンズイとかアイゴとか、ミツバチやアシナガバチとはレベルが違う」「骨が痛いです」と話しました。
経過観察
刺されて20分が経つと、腫れが中指から親指にかけて広がり、痛みもわきの下まで広がってきたといいます。平坂によると、これは腋下リンパ節の腫れによって生じるもので、ムカデや毒魚、他のハチでもよくある症状だといいますが、腫れ方と痛みの勢いは他の毒虫と比べて段違いなのだとか。
2時間経つと、腫れは手首まで広がり、人差し指と親指がくっつけられないほど手が大きく腫れあがりました。痛みは依然あるものの、慣れたのか気にならなくなってきたと話します。
快方に向かうかと思いきや・・・
このまま快方に向かうかと思われましたが、9時間が経過しても痛みが引くどころか増し、安静にしていてもズキンズキンと痛むほどに。さらに38.5℃まで発熱し、倦怠感、強いかゆみといった症状が現れ始めます。
一晩明けて、17時間が経過してもなお痛みは増し、引き続き38.6℃の発熱もあります。平坂は、痛みと時折襲ってくる激しいかゆみで安眠できなかったといいます。24時間が経過しても発熱や倦怠感は治まらず、平坂は「今が一番しんどいです」と話しますが、腫れが少し引いて人差し指と親指がくっつけられるようになり、痛みも少し弱まるなど、回復の兆しが見えます。
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Source: YouTube速報