YouTubeのBAN祭り、イギリスでも大流行している模様

YouTubeはロンドン警視庁によって選別されたUKのドリル・ミュージックを含む「暴力的」と
見なされたミュージック・ビデオの半分を削除したことが明らかになっている。

ロンドン警視庁の警視総監であるクレシダ・ディックは暴力を美化していると思われるミュージック・
ビデオの削除を求めており、なかでも危険なジャンルとしてUKのドリル・ミュージックを筆頭に挙げている。
ドリル・ミュージックはシカゴで誕生したトラップ・ミュージックに類似したヒップホップの
ジャンルの1つで、ロンドンのヒップホップ・シーンを筆頭にUKでもこの10年間で人気が高まっている。

現在までに30を超えるミュージック・ビデオが削除されており、そのうちの一部についてはロンドンに
おける暴力事件の増加を引き起こした原因とされている。

「ギャングたちは映像やコンテンツなどで互いに競い合っており、ミュージック・ビデオにはギャングたちが
互いを脅迫していると思われる露骨な言語も含まれています」とロンドン警視庁のマイク・ウェストはBBCに
語っている。「ミュージック・ビデオでは暴力的なジェスチャーも映し出されており、銃を撃つような
手の動きや、お互いを脅迫する生々しい描写も含まれています」

https://nme-jp.com/news/55758/