現地にファンクラブ会員180人が招待されたほか、多くの一般客も詰めかけ騒然となった。
SNSで行われてきた2人の対決がついにリングの中で実現する。
2人の“因縁”は新型コロナ禍の2020年にさかのぼる。MMA挑戦前の平本は、当時格闘家としてYouTuberとして一定の成功を収めている未来に対し
「朝倉未来をぶん殴ってみた」のYouTube映像を投稿。未来の顔写真をつけたパンチバッグを殴り挑発した。この後、未来からツイッター(現在はX)で
YouTube撮影込みのスパーリングをファイトマネー付きで提案されるもこれを拒否し「しっかりRIZINでやりましょう」と答えていた。
その後も平本は未来に対しSNS上でトラッシュトークを仕掛け続けた。MMA戦歴は少ないものの、抜群のワードセンスで未来以外の発言でも多くの
ユーザーを巻き込み、ここ数年は投稿ひとつで企業の対応を変えてしまうほどの影響力を持つまでになった。
一方の未来は度重なる平本の挑発に対し23年1月に「平本蓮を訴える件について」と題した映像をYouTubeに投稿。リングでの決着とともに法廷闘争も
ちらつかせた。この対応で平本含めネット上での批判が激化。同2月にツイッター(現在はX)アカウントを停止していた。今月13日に「ただいま(サムズアップの
絵文字)」と投稿しアカウントを復活させていた。
未来は初めてあおられた日から数年間、平本を対戦相手として全く興味を持っていなかったが2022年10月ごろから発言に変化。フロイド・メイウェザー(米国)に
敗れた直後に平本に対し「遊んであげてもいい」と言及した。23年4月の牛久絢太郎戦後には対戦可能性に関する記者の質問に対し「やっても良い。
メリットはないので社長とお金の交渉を」と回答。同じ日に元王者・斎藤裕と対戦した平本の戦いぶりについて「結構やるなと思いました」「急成長しているなと
思いました」と高く評価していた。
対戦機運が高まってきたのは23年の下半期だった。未来は同7月に行われたフェザー級王座決定戦でヴガール・ケラモフと対戦するもまさかの1R・一本負け。
失意のなか11月にはYA-MANとキャリア初のプロキックボクシング戦を行うも1R・KO負けを喫した。直後に「これはもう引退」と格闘家引退を示唆していたが、
これにRIZINファイターらがいっせいにエール。“因縁”のある平本もその一人だった。
さらに平本は大みそかのYA-MAN戦を前の会見でファンの間で本音を吐露。未来に対し「こんな面白い選手を待っていたという感じで、とにかくかみついて
喧嘩を売って盛り上げてやろうと。最初はバカにされたけど、あいつのおかげでMMAを始めたみたいなもんなんです」と明かし、未来の戦いに勇気をもらったと発言。
そのうえで「絶対に朝倉未来と試合がしたいです」と語っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b69fd98d8b4466be7fcae6ddc3fa41aacc51a052
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Source: YouTube速報