ガーシー裁判「ジャニーズ問題を公にしたから罪は軽くなる」 橋下徹氏の見解に賛否「まったく別」「ならば山上被告も」
俳優の綾野剛らを脅迫したとして、暴力行為法違反（常習的脅迫）などの罪に問われた元参院議員ガーシー（本名・東谷義和）被告の2回めの公判が10月30日、東京地裁で開かれた。
公判には証人として元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏が出廷。「ガーシーさんがいなかったらこの（旧ジャニーズの性加害）問題は出なかった。日本のメディアで唯一報じてくれたガーシーさんの功績は大きい。僕自身救われた」と語り、情状酌量を求めた。
カウアン氏は、ガーシー氏のYouTubeのなかで故ジャニー喜多川氏による性加害問題を訴えていた。
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は、10月30日の『ゴゴスマ～GO GO！smile～』（TBS系）に出演し、この件について「僕の感覚では、（罪が）相当軽くなると思います」と自身の見解をコメントした。
橋下氏は「もちろん、綾野剛さんら被害者への罪はしっかりと償わなくてはいけない」としながら、「このジャニーズ問題をメディアは一切報じてない。唯一と言っていいくらい、これを報じて、本人（カウアン氏）が救われたとなると、ガーシーチャンネルの意義が相当高い前提になる」と語った。
この橋下氏のコメントをめぐり、SNSではさまざまな意見が飛び交っているが、《その通りだと思います》と、賛同する声はごくわずか。ほとんどが、否定的な意見だ。
《YouTubeの儲けっていくらなのよ。人を脅して名誉毀損して金儲けしてるのだから、罪は重たいよ。カウアンは救われた恩がある、だから？ それとガーシーの罪は別物だし、ガーシーはメディアではないでしょ》
《『ジャニーズ問題はガーシーのおかげ！！』って『植民地が独立できたのは大東亜戦争のおかげ！！』ってのと同じくらいのお花畑理論なんだが。『意図せず結果がそうなっただけ』のうえ罪を犯した事実は覆らない》
《善意というよりお金になるから暴露してたわけでなぁ・・・》
なかには
《じゃあ政治と統一教会の問題を公にした山上被告も罪を軽くするべきやな》
という意見まである。
カウアン氏は30日午後、自身のXを更新。
《彼には恩がある ガーシーさんはジャニーズの性加害問題を唯一最初に取り上げてくれた影響力のあるメディアであり彼の功績は大きいと思います 脅迫は決して許されることではないと思いますが忖度せずに真実を言って頂いたことに関しては沢山の人が勇気をもらいました 心より感謝してます》
と投稿している。次回公判は12月21日の予定だ。
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Source: YouTube速報
