ジャニー氏問題はネットへも波及か
ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を受け、これまでジャニーズ事務所所属のタレントを広告起用してきた企業が続々と契約を見
直している。その影響は、企業とのタイアップ案件を多くやってきたジャニーズJr.チャンネルにも波及しているようだ。
「9月下旬、Aぇ!group×スキンケアブランドのクレンジングジェル、Lilかんさいのヘアケア家電、少年忍者のクレイボディ
ウォッシュという3本の動画が”非公開”になっていることが判明。
これらはすべてビューティーブランドを多数手がける会社のタイアップ案件です。このタイミングで共通する一社の動画がすべて一斉に
削除されたというのはやはり違和感しかないですよね。ジャニー氏による加害問題を受けて、タイアップ企画を行なっていた企業が同Y
ouTubeから撤退したというのが実情だとみられています」(芸能プロ関係者)
ジャニーズJr.チャンネルは2018年3月に始動し、登録者数200万超の人気チャンネル。現在は曜日替わりでAぇ!group
(火曜日)、少年忍者(水曜日)、Lilかんさい(木曜日)、7MEN侍(金曜日)、美 少年(土曜日)、HiHiJets(日曜
日)が担当。かつてはデビュー前のなにわ男子やSnow Man、TravisJapan、SixTONESも更新していた。
そんなジャニーズJr.チャンネルで注目を集めていたのは月曜日だ。この日はグループの垣根を超えた動画やタイアップ案件動画など
を公開する曜日となっている。
タイアップ動画が初めて公開されたのは18年9月24日のことである。タイアップ企画を行なったのはSixTONESで、「【超低
カロリー】セブン-イレブンのおでんで1000kcal超えたらドボンゲーム」。セブン-イレブンの依頼によるプロモーションだが、
300万再生回数を誇る人気動画となった。
■企業にとってジャニーズJr.チャンネルの魅力とは?
YouTubeでの“案件動画”事情について、広告代理店社員が説明する。
関連するビデオ: ジャニーズ事務所が来月2日に会見 性加害問題めぐり 具体的な再発防止策について報告へ (日テレNEWS)
「一般的にタレントが出演するテレビCMやWEB広告の場合、契約期間が終了すれば全て非公開になる。ただし、CMではなくユー
チューバーと企業のコラボという“案件動画”の場合はそれがない。削除しない限りYouTube上に動画が残ります。
ジャニーズJr.チャンネルには、洗顔料、リップクリーム、シャンプーなどといった美容系のほか、食品、日用品、ゲームなど多岐に
わたる案件動画が公開されている。このことからもタイアップ先として人気だったことがわかります」
企業にとってジャニーズJr.チャンネルの魅力は何か。
「まず、タイアップといえども他の動画と再生回数が変わらないという安定ぶり。そして“青田買い”です。今は人気があるジャニーズ
Jr.も多く、デビューしてさらに知名度が上がれば、遡って過去動画を見るファンが必ずいる。むしろ昔のものであればあるほど“か
わいい”という評価で、ファンの心をつかみます。
一方で、デビュー前のジャニーズJr.はデビュー組に比べると出演料が安く済む。テレビCMやデビュー組に比べてはるかに安上がり
なのに、ずっと動画が残り、かつ見続けてもらえるというのは大きなメリットです」(前同)
(続きはソースで)
https://pinzuba.news/articles/-/3950
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Source: YouTube速報