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■『RIZIN.44』(24日/さいたまスーパーアリーナ)
メインイベントの第10試合で、RIZINで日本人選手に無敗の圧倒的な強さを見せてきたクレベル・コイケに判定3-0で勝利した金原正徳が、試合後インタビューで「クレベルに寝技で対抗できる日本人は僕しかいないと言ってきて、口だけにならないで良かったです』と笑顔を見せた。
その宣言通り、これまで日本人から一本を奪い続けてきたクレベルの寝技をしのぐと、試合が進むごとに徐々にペースを掴みクレベルをグラウンドでコントロール。マウントポジションからパンチを当て、寝技でもバックを奪うなど文句なしのフルマーク勝利となった。
勝利のポイントは「MMAというものをずっとコツコツ積み重ねてきた結果が試合に出たと思う。寝技だけじゃなくレスリング、打撃でも自分が優位に進められたと思っている」と振り返る。
会場からは大きな“金原コール”を受けて「聞こえていました。うれしいですね。みんなが盛り上がって楽しんでくれることが一番いいと思っているので」とパワーに変えた。この一戦に向けてタイで厳しい合宿に挑んできたが「1日に2~3部の練習をして、ボロボロになったけど、クレベルに勝つために頑張ったので、報われた」と安堵の表情を見せた。
会場には2人の息子も応援に駆けつけており、試合後には「パパ、朝倉未来に勝ったクレベルに勝ったんだね」と祝福された。大一番を終えて「来週の名古屋大会の所(英男)さんのセコンドまでがセットなので、それが終わったら少しゆっくり家族の時間を過ごしたい』とパパの顔ものぞかせた。
クレベルに勝利したことで、一気にRIZINフェザー級戦線の中心に進出。3ヶ月後の大みそか大会に向けては「求められるならやりますし、オファーがなければありがたい(笑)。まあ、なるようにしかならない」と本音を明かし、ベルトへの意欲についても「そこを目指してやってきたわけじゃないけど、いただけるものならいただきたい」と語った。
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Source: YouTube速報