国民の象徴たるレジェンドユーチューバー・ヒカキンの3年半前に投稿した動画が、時を越えて話題になっている。
2019年8月、ヒカキンは、自身のチャンネルに『難病の子供たちに3000個ぬいぐるみを送ります!』との動画を投稿した。
その内容は、タイトル通り。『日本財団』協力の下、アミューズメント企業『モーリーファンタジー』とのコラボで製作した、自身のハチ型ぬいぐるみ「ハチキン」を、難病を抱える子どもたちにプレゼントした。
この動画が、なぜ今更注目されているのだろうか。
「1月8日に、あるツイッターユーザーが投稿した《売られてるのなんか可哀想で(泣く)》といったツイートが拡散され、話題に。添付された写真を見ると、『メルカリ』で該当のぬいぐるみが転売されているのです。
当時も同じことがなかったわけではありませんが、最近ではさらに同様の転売が増加。実際に貰い物を販売する際、一般的に古物商許可は不要だといいますが、ほかのネット通販では、4万円から5万円ほどの値段をつけられています」(エンタメ誌記者)
フリマサービスはお金儲けツール?
それ以外にも、理が非でも利益を得ようとする〝悪行〟がさらに顕著になっているようだ。
1つの例として「占い」があげられる。「メルカリ」ではトラブルを回避するため、無形商品の販売は禁止されている。
しかし、実際に検索すると、恋愛や子宝、仕事、金運など多岐にわたる〝商品〟が並んでおり、鑑定料は数百円~数十万円とピンキリ状態なのだ。
「占いを買った後は、取引メッセージで名前、住所、性別、生年月日、相談内容などを送ります。その後、鑑定結果としてメッセージが送られてきて、その後に鑑定書が送付されてきます」(メルカリで占ってもらった40代の専業主婦)
ここまでは普通の占いと何ら変わらない気もするが、中には「占いサイトの結果や占いアプリの結果をコピペしただけ」の結果が送られてきたと、購入を後悔する体験者もいるようだ。
さらに、2022年に何度か話題にあがったのは、野菜や果物の〝盗難被害〟だろう。どうやらこれについてもフリマサービスが関係しているという。
「天候不良により農作物の出荷量が減少。価格高騰に苦しむ消費者と、農家とのせめぎ合いが続いています。それらを逆手に取り、根こそぎ玉ねぎを盗む犯罪が増加。彼らは10キロ単位で盗難物をフリマアプリに出品しているのです」(時事ライター)
11日には、ユーチューバー・ヒカルのアパレルブランドである『ReZAR』の新商品を高額転売したとして、同じく人気ユーチューバーのはなおが謝罪するハメになった。
フリマサービスは、一般的に免許や許可などがなくても、自由に誰でもさまざまなものを販売することができる。
転売などが相次いでいるが、悪いのは「メルカリ」などのフリマサービスではなく、お金儲けに目がくらんだ出品者だということを忘れてはならない。
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Source: YouTube速報