チャンネル登録者数197万人を誇る人気YouTubeチャンネル『もちまる日記』の炎上が日々加速している。
物議を醸しているのは、11月4日に公開された『猫が生まれて初めて観覧車に乗ったら楽しすぎてこうなっちゃいました笑』というタイトルの動画だ。
自らを〝下僕〟と呼ぶ飼い主と、猫のもちまるが観覧車に乗った動画で、観覧車の窓から外の風景を眺めるもちまるの姿があった。しかし、もちまるの顔つきは微妙にこわばっているようにも見え、どことなく緊張した様子。映像には「ゆらゆらして気持ちいいですね。気持ちよさそうなので3周しました」などとのんきなテロップが流れていた。
その後、〝下僕〟は自身のツイッターにも《生まれて初めて観覧車に乗った猫》とツイートし、観覧車で抱っこされているもちまるの写真を公開。しかし「猫を金儲けの道具にするな」などといったコメントが殺到したため、すぐにツイートだけを削除していた。
里親募集に13回落ちた過去
「〝下僕〟はここ最近、一連の炎上をスルー。10月14日からはツイッターに、もちまるを迎えるまでの経緯を説明した漫画を投稿していました。その内容によると、もちまるを迎えるまでに保護猫の里親へ応募していたものの、なんと審査に13回も落ちたといいます。里親は独身だと審査が通りづらいものですが、もともと動物虐待を防止するなどの観点から、かなり審査が厳しいもの。漫画ではもともと生き物を飼ったことが無いこと、ブリーダーからもちまるを迎え入れたことなどが綴られていました」(エンタメ誌記者)
また、同チャンネルは、つい最近もサブチャンネル『もち様の部屋』に投稿した『初めて家に来た生後2ヶ月の子猫がかわいすぎた…』というシリーズ動画で、不自然な演出があったことからネット上で〝子猫選別〟と炎上したばかり。
反省の色なく動画を投稿し続ける〝下僕〟に対し、猫好きからは
《もちまるの前に13回保護猫の里親断られてるって書いてあって、愛護団体って独身男性に過剰に厳しいから、普段なら同情してたけど間違いだった。愛護団体は正しい判断をしたんだな》
《保護猫受け入れを13回も断られている人間なのに、もちまる君が不憫でならない…》
《もちまるの飼い主がやってること、ナチュラル虐待のオンパレードで草 さすが保護猫審査13回落ちの猛者はやることが違う》
《お迎え漫画も違和感しかなかったし、ハーネスつけて外出させたり観覧車乗せたりしてるの見て違和感が確信に変わった》
《大人になるまで生物を飼った経験がない、少し前まで犬派、ケージやキャットタワーやフードは買うけど猫の専門書は一切買ってなさそうで、そりゃ動物の気持ちなんか度外視の飼い主になるわな》
などと、呆れ声が上がっている。
猫系YouTubeチャンネルを確立した「もちまる日記」だが、最近は類似チャンネルが増えてきたこともあり、生き残りに必死なのかもしれない。もちまるがどのように感じているかはわからないが、猫が幸せに過ごせる環境を整えてほしいものだ。
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Source: YouTube速報