「ヒカキン」(登録者数1090万人)が11月6日、「【ガチ】万引き犯を現行犯逮捕しました」と題する動画で、スーパーの店員時代に万引き犯を捕まえたエピソードを語りました。
スーパー店員時代のヤバい話
新潟県の高校を卒業後、都内のスーパーマーケットに就職したヒカキン。スーパーでは18歳~22歳まで働いていたといい、ヒカキンはその間に経験した変わったエピソードを「スーパー店員時代のヤバい話」としてこれまで3本投稿しています。今回は同シリーズの2年半ぶりの新作で、店員時代に一度だけ万引き犯を捕まえたときの話をしました。
ヒカキンが務めるスーパーはかなり規模が大きく、“万引きGメン”によって、万引き犯が毎日のように捕まっていたのだとか。専門会社から派遣されてきた万引きGメンは、主婦っぽい格好をしたおばさんで、ヒカキンはおばさんたちと仲良くなって、万引き犯を捕まえるときのコツや、ヤバい犯人などの話を聞かせてもらったそうです。
万引きGメンは、殴られたり、ナイフを突きつけられることもあるらしく、捕まえた犯人から盗んだ商品が見つからなかった場合のリスクもあり、おばさんからは「むやみにはやらないほうがいい」と言われたのだとか。
超強敵の「高速おばさん」
そんなプロの万引きGメンも尻尾をつかめなかった「超強敵」が「高速おばさん」と呼ばれる女性。小柄で小太り、サザエさんのような髪型をしたこのおばさんは、毎日夕方に店に現れ、とにかく歩くのが速いのが特徴。キョロキョロしたりゴミ箱でレシートをあさるなど、かなり怪しい行動をしていたものの、盗みの現場は押さえられず、「最高難易度」と言われていたのだとか。
ある日、ヒカキンがお米の品出しをしていたところ、高速おばさんに遭遇。おばさんは既に買い物を終えたのか、商品の入ったレジ袋を持っていたそうですが、片手には2リットルのペットボトルの水を持っていたのだとか。
ヒカキンの前を通り過ぎ、角を曲がっていったおばさんの様子を遠目に見ると、水のペットボトルがレジ袋の中に入れられていたのだとか。決定的現場に遭遇したヒカキンは「もし捕まえたらこれは大手柄」と興奮し、気づかれないようおばさんを追跡します。
しかしおばさんは、エスカレーターで上の階へと上がってしまい、ヒカキンは途中で追跡を断念。ヒカキンは、イチかバチかで、おばさんが出てくるであろう出口を予想して待ち伏せします。10分ほど待ち、「ダメかな」と思ったそのとき、おばさんが店から出てきたそうです。
ヒカキンは「行くしかない」と走って追いかけ、後ろからおばちゃんの肩を鷲掴みに。「会計してない商品ありますよね? ちょっと来ていただけますか?」と声をかけます。一言も発することなく、うつむき加減のおばさんを、ヒカキンはそのまま事務所に連れて行ったそうです。
大手柄にも「悲しくなっちゃったんですよ」
警察が事務所に到着し、取り調べを受けたところ、レジ袋には4000円ぶんの商品が入っていたといい、すべて未精算だったとのこと。おばさんは何年も店に通っていたため、通算で何十万円という被害を受けていた可能性もあるようです。
大手柄を上げたヒカキンですが、心地よい気分ではなかった様子。万引き犯は、家族など身元引受人が来るまで警察に拘束されると聞き、「悲しくなっちゃったんですよ」と振り返ります。ヒカキンは、おばさんが「100(%)悪い」としつつも、その小さな背中に自身の母親を重ねたのか、「家族の間も崩れちゃうんじゃないか」と想像したようです。
ヒカキンは、「『絶対万引きなんかするもんじゃないな』と捕まえた側も思っちゃいましたね」と感じたといい、
どんなに安いものでもちっちゃいもので万引きはやめときましょう。
絶対に、いつかバレます
として、「絶対万引きはやめましょう」と呼びかけました。
https://yutura.net/news/archives/84608
https://youtu.be/2Li5jhNIRIs
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Source: YouTube速報