ことが起こったのは中国・重慶市。この物語の主人公となる少年は市内にあるマンションでエレベーターに乗り込んだ。
エレベーターに乗ったら行き先階ボタンを押して到着を待つのが、一般的な考え方だろうし、他にエレベーターの中ですべきことがあるだろうか。
この少年には想像を超えるオプションがあったようだ。エレベーター内でおもむろにおしっこをし始めたのだ。しかも、コントロールパネルに向けて。英BBCは、「おしっこをして楽しんでいる」と伝えている。
監視カメラが捉えた映像からは、少年がコントロールパネルを意図的に狙っていることがわかる。
しかし、本当の恐怖はここからだ。当然の結果と言えばそうかもしれないが、おしっこのせいでエレベーターは故障し、少年が目的階で降りようとすると、開こうとした扉は瞬時に閉じた。異変を感じた少年をさらなるアクシデントが襲う。
コントロールパネルは意志を持ったかのようにおかしな点滅を繰り返し、エレベーター内の照明が消えた。
「うちの子はそんなことできない」
中国共産党の機関紙、人民日報によると、この少年はすぐに救助されたという。
そして後日、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」に人民日報のアカウントから投稿されたこの動画に、ネットユーザーはすぐさま飛び付いた。コメントの多くは「恥ずべき、家庭教育」「エレベーターの修理費を負担させるべき」「まだ小さいんだから子供を放置しないで」と少年の親を非難するものだ。
しかし少年の両親はこの映像の信憑性に異議を唱えている。北京の日刊紙「新京報」によると父親は、自分の息子はまだこんなに高い位置(コントロールパネル)におしっこできないと話しているという。
少年も、おしっこをかけたことを認めていないようで、親もそれを信じている。
ここまで証拠が出ていても自分の子供を信じる親の言い分が本当だとしたら、何か目に見えない力のせいだとでも言うのだろうか。それこそホラーだ。
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Source: YouTube速報