2022年4月21日 16:25
「ヒカル」（登録者数474万人）が20日、「全部お前が悪くない？500万貸してとDMしてきた若者に説教してきた」と題した動画を公開。お金を貸してほしいという視聴者に直接会い、借金した理由など話を聞きました。
https://youtu.be/5Z1yaj9eUHk
借金をした男性の力になりたい
YouTuberとして第一線で活躍するヒカルですが、そのほかにもアパレルブランドやメンズサロンなどさまざまなビジネスを展開しており、年商50億だと明かしたこともありました。世間から“稼いでいる”と思われているヒカルには「お金を貸してほしい」というメッセージがこれまでに数千件きているようで、今までは興味がなかったものの現在は少し「気になる」とのことで、「借金を500万円していて辛い」という男性に会うことに。ヒカルはお金を貸すつもりはないとしながらも
この人がなぜ借金を抱えてしまったのか（を聞いて）、で、借金を返す案とかを提示できたら僕はいいかなと思うんですよ。この人にとって（僕と）会ってちょっとでもプラスになったらいいかなと思ってます。
と、借金をした男性の力になりたいと語りました。
借金500万円の理由は…
とある公園で待ち合わせし、男性と対面したヒカル。男性にはモザイクがかかっていましたが、ヒカル曰く「結構普通のイケメン」で年齢は26歳、動画では「K」と名乗りました。
Kは高校を中退し働いていましたが、妹の専門学校の入学費用として消費者金融で50万円を借りたことから借金生活が始まりました。それからは少しずつ返す努力をしていたようですが、信頼していた友人に“投資系のうまい話”を持ちかけられ、100万円を取られたとのこと。その時点ですでに20万円ほど返済していたため、残りの130万円を返すために“独立（起業）”することに。これにはヒカルも「すごい発想にいくな」と驚きを隠せませんでした。さらに、独立するにあたって勤めていた会社の社長に200万円を借り、そのビジネスも上手くいかず「借金を返すために他の金融からお金を借りる」ということを繰り返すうちに借金が500万円まで膨れ上がったようです。
厳しい言葉を放つも「借金返済の連絡がきたらうれしい」
現在Kは手取り35万円、毎月15万円を借金返済に充てているようで、返済分を差し引いても20万円は残りますが、Kは「面白いこともないので、だったらもう…」「自分が終わればリセットされる」と人生を諦めている様子。返済能力があるにもかかわらず、計画性がなくネガティブな考えを持つKにヒカルは「誰が聞いても同情する余地が一ミリもない」と辛辣な言葉を放ちます。ヒカルはKのことを真剣に考えているからこそ厳しい態度で接しているようで、「借金は仕方ないから切り替えればいい」と励まし、「社長に返済分のお金を管理してもらう」など具体的な返済プランも提案しました。
Kは借金返済の展望が見えなかったことだけではなく、幼少期に一緒に暮らしていた祖母が亡くなったことも生きる意味を失ったことにつながっていると語りました。ヒカルは言葉を選びながらも「人にはいつか絶対に別れが来るから、自分だけが絶望なわけではない」とKを諭し、「這い上がれる条件は揃ってる」「諦めるのはもったいない」と鼓舞しました。自身も800万円の借金をしたことがあるヒカルは、Kとの差は“絶望しているかどうか”であり、絶望せずに死に物狂いで働いてきたからこそ、借金を返済して今の自分があると語りました。「これから本気で努力して借金返済の連絡がきたらうれしい」というヒカルにKは「借金を返したら一緒に飲みに行きたい」と伝え、ヒカルも快諾しました。
厳しい言葉を交えつつ、最後までKのことを励まし続けたヒカル。Kの表情はモザイクで確認できないものの、ヒカル曰く「スッキリした」顔に。収録後ヒカルは出演料を渡そうとしましたが、Kは「いや大丈夫です。頑張ります」と受け取らず、自分の甘えた部分を見つめ直したようです。今回の件でKが少しでも前向きになってくれたことに、マスク越しですが嬉しそうな表情を見せたヒカルは、今後も気になるメッセージを送ってきた人には会いに行きたいと語りました。
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Source: YouTube速報
