スポーツ報知
人気ユーチューバーでプロレスラーのシバター(フリー)が2日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。現在、国際的な紛争として世界的な問題となっている「かの国」に絡め、ユーチューバーとして危機感を抱いていることを明かした。
この日、「なぜ、かの国についての動画を出さないのか」という題名で動画を更新したシバター。
「現在、世界的に見ても、ものすごい大きな出来事がよその国で起きておりますね。僕のところにも、やれ誰を救わないのかとか、どこを救わないのかとか、その件に関してネタにした動画を出してくれよというリクエストが来ているんですが、私が不自然と言えるくらいまでに無視しているのはなぜか? 今回、ほんの少し触れますが、今後は一切、触れないでおこうと思ってます」と前置き。
その上で「国名も出しません。かの国と表現しますが、今日のニュースによると、かの国の国営のYouTubeチャンネルやユーチューバーの収益がすべて没収されることになったそうです。アップル社も、かの国でのサービスを停止させたみたいで、アップルペイももう使えなくなったそうです」と報告。「アップルやグーグルというアメリカの企業の提供しているサービスは、かの国で使えなくなっている。ユーチューバーも、かの国の方針に反対している人はいると思うんですが、かの国に住んでいて、動画を発信しているというだけで、ユーチューバーとしては廃業に追い込まれているんです」と続けた。
さらに「YouTubeって、ただのアメリカの一つの企業が提供しているサービスに過ぎないんです。その企業が自社にとってマイナスとか、自分の国にとってマイナスと思えば、勝手にチャンネルを消したり、収益を停止したりがあるんです。そこに来て、かの国の国名を出したり、人名を出して動画を上げるのは、普通の主張、普通の動画だったとしても、ものすごくリスキーだと僕は思ったので、この件に関して一切、動画にしないでおりましたし、今後もしません」と自身の姿勢を説明した。
「とは言え、いろんなユーチューバーの人がこの件に関して、動画にしているんですが、大丈夫と言えば大丈夫。広告をはがされたり、チャンネルを消されたりはないんですが、それでも急にYouTubeの自動システムによって、かの国の国名を動画のタイトルで使っている動画はすべて削除とか、音声で、かの国の国名を一定の音声で察知したらその動画を全部削除とかやりかねないのが、YouTube、グーグルだと思っていますので。リスキーだから、絶対に動画にしないです」と、深刻な表情で続けたシバター。
最後には「今、今後ずっと教科書に載るような世界的に大きなものすごいことが起こっているんですが、一切、動画にするつもりはありません」と再度、宣言。「過去にも一度あるんです。どういった事件だかは、あえて言いませんが、僕がオレンジの服を着て、ある事件のことを語っただけで動画が消されて、チャンネルも停止されたことがあるんです。それくらい、YouTubeって、よその国のことって、めちゃめちゃ危ないんです。よその国についてディスるのもそうだし、意見を言うのも危ない。だから、僕はこの件に関して、動画にしたくないんです」と、YouTubeの危険性を説明した上で「今日のニュースで、かの国のユーチューバーの収益が全部、没収されることになったというのを見て、当たり前のように収益をもらって、先月も今月もお給料的なものをもらっていますが、本当にYouTubeって明日なくなってもおかしくないな。明日、チャンネルが消えて、明日、収益がまったく入らなくなってもおかしくない虚業だなというのを再実感しました。YouTubeも、どのwebのサービスも明日消えてなくなる可能性もあるなと思いました」と、危機感をあらわにしていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6364c8d29ac885e581b7fc2728f2dcbcd6608549
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Source: YouTube速報