原田被告は一部無罪を主張しつつ、反省の弁を述べ、号泣する場面もあった。
検察側は冒頭陳述で、原田被告が昨年2月ごろから、動画再生回数を稼ぐため、他人に迷惑をかけ非難を集める動画を投稿する「突撃系ユーチューバー」として活動したと述べた。
原田被告は、昨年5月に大阪市内のアパレル店で購入したTシャツが偽物だと経営者に罵声を浴びせて返品を迫り、動画を投稿したとされる威力業務妨害罪と信用毀損(きそん)罪について「間違いありません」と認めた。
同月に愛知県岡崎市のスーパーで会計前の魚の切り身(約430円相当)を食べて盗んだとされる窃盗罪について、弁護側は「直ちに精算するつもりだった」として無罪を主張した。
原田被告はダークスーツにネクタイ姿で出廷。被告人質問で、食べる様子を撮影した動画をユーチューブに投稿したことなどについて、「他人に与えた痛みや苦しみが分かりました」「もうユーチューブは一切見ていないし、やりません」などと述べた。
検察側が大阪の事件の投稿動画の音声を法廷で流すと号泣し、「動画は直視できない」「自分の中の黒歴史」などと話した。
原田被告は保釈後、実家のある山口県に戻り、飲食店に勤務。ユーチューバーとして最高月収は200万円だったが、現在は時給千円で週5日働き、休日は家族の介助などをしているという。
原田被告は逮捕後に新型コロナウイルス感染が判明し、接触した人の感染が相次いだ。(深津慶造
https://news.yahoo.co.jp/articles/11a7c65665d4805b895cb900f836eec1f841d50a
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Source: YouTube速報