【速報】ゆゆうたの名前を騙って爆破予告した男、超高学歴で顔も判明

高知大と高知県立大（ともに高知市）を爆破するなどとインターネット掲示板に書き込んだとして、警視庁は４日、奈良市の大阪大大学院生（２２）を威力業務妨害容疑で逮捕した。
警視庁は、発信元を隠す匿名化ソフト「Ｔｏｒ」を使って書き込んだとみている。

　発表によると、大学院生は７月３１日、ネット上の掲示板サイトで３０歳代のユーチューバー男性の名前をかたり、高知大と高知県立大を名指しして「主要建造物を８月７日に爆破する」などと書き込み、警戒や休講などの措置を取らせて両大学の業務を妨害した疑い。
「書き込んでいない」と容疑を否認している。

　警視庁は先月、同じユーチューバー男性にユーチューブのチャンネル削除を要求したとする強要未遂事件の捜査過程で大学院生のパソコンや携帯電話を押収。これらの解析結果などから、大学院生が爆破予告を書き込んだと判断した。

　書き込みには、大阪公立大（２０２２年開校予定）の英語表記が大阪大と類似しているとの指摘について、大阪府の吉村洋文知事が同様の表記をする高知の両大学を例に挙げて問題ないとの認識を示したことへの不満がつづられていた。
各地の大学には今年、同様の爆破予告が約６０件あり、警視庁が関連を調べる。

　大阪大は「事実関係を確認中」としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20201104-OYT1T50151/