佐藤裕 | はたらクリエイティブディレクター
女子高生社長として話題となった若手起業家の椎木里佳さん(撮影:中川 淳)
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椎木:私が通っていた高校では、芸能活動が許されていたんですが、ある日、担任に呼び出されて、起業していることが問題になったことがあって。
佐藤裕:芸能活動と、会社経営は違うと。
椎木:そうなんです。なぜダメか聞くと「大きいお金を動かすから」と言われて。心の中では「先生より今の給与高いけどね」と思ってました(笑)
佐藤裕:子供の頃からお金や社会の仕組みを学ぶ実践的な教育が必要だということを理解していないんですよね。
教育先進国のフィンランドでは、かなり実践的なカリキュラムが組まれていて、
小学校6年生になると仮想の街を体験できる施設で勉強することを義務化しているんですよ。
椎木:キッザニアの実習版のような場所なんですか?
佐藤:まさに、その通りで。その仮想の街には、飲食店もあるし、当然企業もある。
ゴミ処理会社もあって、仮想中で代金のやり取りをして、収支の業績まで体験できる場所なんです。
仮想の街での実践前後の学校でのインプットとリフレクション含めて時間をかけることで、幅広い業界から世の中やお金の流れが分かるという場所です。
椎木:子供を尊重してますよね。小学校6年生を、まだ幼いとバカにしてない。日本も、ちゃんと大人として、人間として教えてあげるべき。
佐藤裕:そうですね、座学ではなく実体験が人の興味を動かしますからね。
こういった経験を幼い時にしておけば、就職活動前に、焦って夢を探すこともないのに…。
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https://news.yahoo.co.jp/byline/yusato/20200412-00172711/
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Source: YouTube速報