6日にYouTubeで解説した。
文科省によると、年間約40万人の児童・生徒がいじめの被害者となっている昨今。
紹介した研究結果とは、いったいどのような内容だったのか。
■親の育て方が大きい
今回、2019年にフロリダアトランティック大学が発表した、1,409人に対し3年にわたって行った追跡調査を紹介している。
子供の知性、家庭環境、出生時期などの様々なデータを照らし合わせて、
いじめられる側、いじめる側になる子供にはどんな特徴があるのかを調べている。
結果、いじめを抱える要因として、親の育て方が最も大きいということがわかったという。
なお、いじめの原因は複雑であることをDaiGoは強調している。
■子供を侮辱する親のもとで…
いじめ問題を抱える子供は、子供を侮辱する親のもとで育てられたケースが非常に多かったという。
例えば何かできないことがあると、「何でこんなこともできないの」「他の子より全然できないね」
「誰が学費を払っているのか」などと子供のプライドを傷つける叱り方をされた子供が、いじめ問題を抱えやすいことがわかったとのこと。
■自信を失ってしまう
プライドを傷つけられる育て方をした子供は、いじめられても文句を言えなかったり、周りが助けてくれるのではないかと期待するように。
もしくは、親から愛情を受けられなかったり、侮辱されることで、親を信頼できなくなる。
結果、他人との距離がうまく取れなくなって、気に入らない子を攻撃してしまい、いじめる側に回ったりするという。
子供を侮辱したり、プライドを傷つける叱り方・注意の仕方は良くないということがこの研究から判明しているとのことだ。
■2人に1人はいじめ経験
そしてしらべぇ編集部が、全国20代~60代の男女1,381名を対象に調査したところ、
全体の47.0%が「過去に一度でもいじめられたことがある」と回答した。
子供の自尊心やプライドを傷つけることは、家庭でも学校現場でも、厳に慎む必要があると言えるだろう。
2019/10/07 14:30
https://sirabee.com/2019/10/07/20162175618/
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Source: YouTube速報