今や小学生の「なりたい職業」にYouTuberが挙がる時代である。“一攫千金”の儲けを狙って、参戦する者が後を立たないとされる昨今だが、光あるところに闇あり。人気YouTuberのヒカル(27)に、陰湿な“後輩つぶし”が取り沙汰されていて……。
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YouTubeに日頃なじみがない身には、「ヒカル」は聞かない名かもしれない。が、界隈ではあのヒカキン(29)に次ぐ知名度を誇る人気YouTuberなんだとか。おカネを派手に使う企画で人気を博し、縁日のくじ引きに当たりが入っているのかを検証するという動画が“代表作”だという。これに300万円を費やした結果、3000万回以上再生される大ヒットを記録。今やチャンネル登録者数は300万人を超える。
「YouTuberの広告収入は実は複雑で、一概に『何回再生でいくら』とは言いにくい。ただ彼くらいの人気があれば、億単位の年収があると言われています」(業界関係者)
そんなヒカルの名が一般にも広く知られることとなったのが、 2017年に「VALU」なる仮想株式市場サービスで、インサイダー取引を行った疑惑だった。詳細は省くが、これにより投資家たちに多額の損害を出させ、ヒカルは炎上の憂き目に。メディアでも大きく取り上げられ、謝罪の後、数か月間活動を自粛していた。
さらに、今年1月には、ファンの女性に対して下着や全裸の写真を送らせるなどの“ネットセクハラ”を行っていたことを「文春オンライン」が報じ、こちらも大きな話題になった。
■“ヒカルさんにお願いされたんですけど”
さて、今回浮上したのが「後輩YouTuberいじめ」の疑惑である。証言するのは、ヒカルが昨年11月まで所属していた事務所「VAZ(バズ)」の関係者だ(現在は業務提携のみとのこと)。
「発端は、VAZ所属の“わかにゃん”という女性ユーチューバーが、事務所の給料未払い問題を告発する動画を、今年はじめにアップしたことでした。彼女は彼女でチャンネル登録10万人を超える人気ユーチューバーだったので、この動画は即炎上。『めざましテレビ』(フジテレビ系)でも取り上げられる事態にもなったんです。必然的に、事務所への批判の矛先は、看板タレントでもあるヒカルの元にも向けられることになりました」
先述のとおり、ヒカルは過去に炎上を経験している身。給与問題の火の粉が、自分へ飛ぶことを恐れていたという。
「人気YouTuberは芸能人と同じか、それ以上に好感度が大事な商売ですからね。好感度が下がるのは死活問題なわけです。そこでヒカルは内々にわかにゃんに連絡し、“未払い分はひとまず俺が立て替える”“その代わり、ツイッターにそのことを書いて”と、事態の鎮静化と自身の好感度アップをはかろうとしたんです。これをわかにゃんは素直に受け取り、ツイッターに言われたとおりの投稿をしました。ところが、その後ヒカルからの連絡は途絶えたそうです」(同)
そしてその裏で、所属事務所のVAZは、わかにゃん潰しに動いていた――そう語るのは、VAZと関係が深い、さるYouTuberだ。
「わかにゃんが給与の未払いを告発したしばらく後、私の元にVAZの役員から“彼女を叩く動画に出てほしい”とオファーがありました。台本まで送られてきていて、内容は『自分は過去にわかにゃんから脅迫されました』『キレたわかにゃんから刃物をつきつけられました』と“告発”するもの。もちろん、完全に創作の話です。まるで、反旗を翻した人間を、事務所ぐるみで潰そうとしているみたいじゃないですか。ですので、この話は断りました。これだけでも失望しましたが、この動画の計画を立てるLINEグループに、ヒカルさんも参加していました。なんかもう、ガッカリでした……」
掲載の画像が実際のやりとりだが、ここでヒカルは〈○○(※別のYouTuber)どう?〉〈○○のチャンネルで話すのが一番よな?〉と投稿【画像1】。一方の○○は、VAZの役員に対して〈僕と2人で話せませんか? (汗 ヒカルさんにお願いされたんですけど〉とメッセージを送っている【画像2】。
>>2以降に続きます
4/8(月) 6:00配信 デイリー新潮
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190408-00559551-shincho-ent
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Source: YouTube速報