【悲報】登録者70万の人気ユーチューバー、子どもを虐待して動画出演を強要していたとして垢BAN＆逮捕される

【AFP＝時事】人気ユーチューバーの女が養子たちを飢えさせたり、クローゼットに監禁したり、唐辛子スプレーをかけたりした容疑で逮捕されたことを受けて、動画投稿サイト「ユーチューブ（YouTube）」は20日、女のチャンネルを削除した。

　ユーチューブ上の自身のチャンネルでミシェル・ホブソン（Machelle Hobson）として知られるミシェル・ハックニー（Machelle Hackney）容疑者（47）。養子たちがおもちゃの銃で遊んだり、口笛を吹いたりする動画を投稿した同容疑者のチャンネル「Fantastic Adventures」は、70万人以上のフォロワーを持ち、総再生回数2億4000万回を誇っていた。

　しかし、アリゾナ州ピナル（Pinal）郡の裁判所に提出された文書によると、ハックニー容疑者の養子7人は捜査官に対し、ユーチューブ動画への「出演を強要された」と語っている。さらに、せりふを思い出せなかったり、撮影の際、指示通りに動かなかったりすると前述のような罰を受けたという。

　ハックニー容疑者が養子たちを長年にわたり学校に行かせなかった理由の一つが、ユーチューブ動画を撮影し続けるためだったという。

　養子たちは、「養母はよく自分を含むきょうだいの顔と体全体に唐辛子スプレーをかけていた」「何日も水や食事なしで過ごした」「何日間もクローゼットに監禁された」などと証言。2人の養子は性器に唐辛子スプレーをかけられたり、性器をつねられたりしたとも証言した。

　フェニックス（Phoenix）近郊マリコパ（Maricopa）の当局者は、養子たちの状態について、「栄養失調とみられる」と説明した。養子たちの年齢は6～15歳。

　ハックニー容疑者は先週、児童虐待や児童に対する性的虐待、不法監禁、育児放棄などの疑いで逮捕された。

　警察が21日に明らかにしたところによると、ハックニー容疑者は19日の尋問後も勾留されているが、虐待の報告を怠った容疑で逮捕された実子2人（いずれも27）は釈放された。【翻訳編集】 AFPBB News

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