冒頭、深々と頭を下げたそらちぃ、リクヲ、ツリメ。そらちぃが「本日は、すでに1月4日、所属しておりますUUUM株式会社よりご報告させていただきましたが、アバンティーズとして、メンバーであるエイジくんが亡くなった件について、お話しさせていただきたいと思います」と切り出し、リクヲが「もう少し早い時期に経緯をお伝えするべきでしたが、僕たちにとってかけがえのないメンバーを失ったことによる失望は、計り知れないものでした。カメラを前にお話しできるまで時間をいただき、みなさんにはたくさんのご心配をおかけし、大変申し訳ございませんでした」と語り、3人は再び頭を下げた。
そしてツリメは、「いま、インターネット上ではたくさんの憶測や脚色された情報が出ております。どうか、視聴者のみなさまには、こちらからご報告させていただく内容を、お心に留めていただけたら幸いです」と、動画を公開する意図を説明した。
まだ心の傷が癒えないアバンティーズメンバーが、リスナーのために語った今回の事故の経緯は、以下のとおりだ。
1月1日、ツリメを除くアバンティーズのメンバーと知人で、休暇のためサイパンのバードアイランドビーチを訪れた。そして、現地の地域環境や、遊泳について詳しい人とともに、トレッキングで使用される道を歩き、ビーチに向かった。浅瀬で水遊びができる場所を探して、周辺を散策。エイジさんはその中で、ももあたりまで海水に浸かる場所まで行った。メンバーが目を離したとき、「助けて」という声が聞こえ、振り向いたときには、それまで見たことがなかった大きな波にさらわれ、沖まで流されている姿があったという。知人がすぐに助けに向かい、近くの岸まで引き上げたが、そのときには、エイジさんの意識はなかった、とのことだった。レスキュー隊を呼び、交互に人工呼吸を行なうなど、救命活動に力を注いだが、病院での処置も実らず、医師から「残念です」と告げられたと、リクヲが一語一語、噛みしめるように語っていた。
そらちぃは、あらためて、今回のサイパン旅行は休暇として訪れており、動画の撮影は行なっていなかったこと、遊泳禁止区域での事故ではなかったこと、そして、現地での検証の結果、想定外の事故に際して、すべきことは最大限行なった上での、致し方ないものだったという見解があったことを伝えた。
最後に、アバンティーズの今後について、そらちぃが正直な言葉で語った。
「僕らアバンティーズにとっても、視聴者のみなさまにとっても、大変大きな存在であったエイちゃんを失ったことはあまりに大きく、いまはただただ途方にくれるばかりです。この一ヶ月間、エイちゃんのことをたくさん考え、考えても考えても、幼少期から一緒に遊んできたエイちゃんがいなくなってしまったこの事実を完全に受け止めることはできず、正直、これからアバンティーズを続けることができるのか、いまだ結論は出ていません。しかし、彼と僕らと視聴者のみなさんと一緒に続けてきたアバンティーズを、これからも続けていくこと、僕らが意志を持って、次の一歩を一緒に踏み出すことが、エイちゃんの望むことであり、みなさんへの恩返しにもなると信じています。そしてそれが、僕らの望みでもあります。どうか、もう少し僕らに時間をください。応援してくださるみなさんには、心から感謝申し上げます」
アバンティーズメンバーは、7分ほどの動画で、何度も頭を下げていた。しかし、再び彼らの元気な姿が見られることを望むファンたちは、自分たちも堪え難いほど辛いのに、メンバーの悲しみはどれほどかと語り合い、そんな状況で動画を撮り、事実を説明してくれたことに、感謝の言葉を惜しまない。「みんなの言葉で伝えてくれてありがとう。本当に急がなくていいんです。時が過ぎてもアバンティーズが大好きな気持ちは変わりません」とのコメントは、ファンの総意だろう。
メンバーの心の整理がつき、またエイジさんが笑っていた楽しいアバンティーズの動画が見られることを、ゆっくりと待ちたい。
1/29(火) 22:28配信 リアルサウンド
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190129-00010033-realsound-ent
アバンティーズ エイジについて
https://youtu.be/wfaMLp4sHWE
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Source: YouTube速報